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※本記事の情報は2026年10月時点のものです。食品の安全に関わる内容は、厚生労働省・消費者庁の公式資料で2026年10月14日に確認しています。返礼品ごとに保存・解凍・調理の方法は違うため、同梱の説明書と商品ページの記載を最優先にしてください。
結論:『刺身用』か『加熱用』かを確認。冷蔵庫で解凍し、加熱用は中まで火を通します
ふるさと納税のサーモン(鮭)が届いたら、次の3つを確認してください。
- 表示を見る:「刺身用(生食用)」「加熱用」などの表示にしたがって食べます。「加熱用」は生で食べません。
- 保存は冷凍庫、解凍は冷蔵庫の中:冷凍で届いたら、確認してすぐ冷凍庫へ。室温で解凍するのは避けます。
- 酢・しょうゆ・わさびでは安心できない:生の魚介にいる寄生虫(アニサキス)は、これらでは死にません。生で食べるのは、刺身用の表示があるものだけにします。
届いたらまず確認すること
- 箱と中身の状態:箱がつぶれていないか、水漏れがないか、中身が溶けていないか。
- 入っているもの:品名と量(切り身の枚数やグラム数)、同梱のたれや同梱の説明書。注文した内容と合っているかも見ておきます。
- 表示:賞味期限か消費期限か、保存方法(冷凍・冷蔵)、食べ方の注意書き。
- 届いたときの冷凍状態:すでに溶けている、半分溶けているなど、ふだんと違うときは、写真を撮っておき、申し込んだサイトか自治体の問い合わせ窓口へ早めに連絡しましょう。連絡できる期間は商品や自治体によって違うことがあります。
- 冷凍庫の空き:厚生労働省は、冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意し、めやすは7割程度としています。届く前に空きを作っておくと安心です。
『刺身用』と『加熱用』の違いに注意
表示の意味は商品ごとに違うことがあるため、同梱の説明書や商品ページの記載を見て、表示どおりの食べ方にしてください。
- 加熱用:生で食べないでください。焼く、煮る、揚げるなど、中まで火を通して食べます。
- 刺身用:表示に従って生で食べられます。解凍したあとは、早めに食べきりましょう。
- 燻製(スモークサーモン)など加工品:食べ方は説明書どおりにします。
アニサキスに注意:冷凍か加熱が必要です
厚生労働省によると、アニサキス幼虫が寄生している生の魚介類を、生(不十分な冷凍や加熱のものを含みます)で食べると、食中毒になることがあります。予防の方法として、次の2つが示されています。
- 冷凍:-20℃で24時間以上
- 加熱:70℃以上、または60℃なら1分
また、一般的な料理で使う程度の食酢での処理、塩漬け、しょうゆやわさびをつけても、アニサキス幼虫は死にません。家庭の冷凍庫が-20℃以下になっているとは限らないため、「加熱用」を自分で冷凍し直して生で食べることはおすすめできません。加熱用は、加熱して食べましょう。
解凍のしかた:冷蔵庫の中でゆっくりが基本
厚生労働省は、冷凍食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめること、室温で解凍すると食中毒菌が増える場合があることを示しています。解凍は冷蔵庫の中か電子レンジで行い、水を使うときは気密性の容器(袋)に入れて、流水を使うとされています。
| 方法 | 向いている場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 冷蔵庫の中 | 時間に余裕があるとき(前の日の夜から出しておくなど) | ほかの食品に肉や魚の汁がつかないよう、容器や袋に入れておきます。 |
| 流水 | 急いでいるとき | 気密性の容器(袋)に入れて、水を流しながら解凍します。 |
| 電子レンジ | すぐ使いたいとき | 一部だけ熱が入ってしまうことがあるため、様子を見ながら少しずつ解凍します。 |
- やってはいけないこと:室温に置いたままの解凍と、解凍と冷凍のくり返し。厚生労働省は、冷凍と解凍をくり返すと食中毒菌が増える場合もあるとしています。
- 使う分だけ解凍:解凍が終わったら、すぐ調理します(厚生労働省)。刺身用は、解凍後に冷蔵庫で長く置かず、早めに食べます。
食べ方のアイデア(加熱する場合)
- 塩焼きやムニエル、ホイル焼き(切り身の中まで火が通るように)
- みそ漬けや西京漬けなど、味つきの商品は焦げやすいので火加減に注意
- 鍋やフライ、グラタンなど、加熱する料理
加熱するときは、解凍で出た水分をキッチンペーパーでふき取ると、水っぽくなりにくくなります。中心部の温度が75℃で1分間以上がめやす(厚生労働省『家庭でできる食中毒予防の6つのポイント』)です。
賞味期限・消費期限の見方
消費者庁の「食品期限表示の設定のためのガイドライン」では、期限表示は開封前の状態で、定められた保存方法を守って保存した場合の期限とされています。開封後は、期限内でも早めに食べきるのが基本です。
- 賞味期限:おいしく食べることのできる期限です。期限を過ぎても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではないと説明されています。ただし、保存の状態によっては傷んでいることもあるため、見た目やにおいに異常があれば食べないでください。
- 消費期限:期限を過ぎたら食べないようにする期限です。
よくある質問
解凍したサーモンを、もう一度冷凍してもいいですか?
おすすめできません。厚生労働省は、冷凍と解凍をくり返すと食中毒菌が増える場合もあるとして、使う分だけ解凍するよう示しています。
『加熱用』のサーモンを、少しだけ火を通して食べてもいいですか?
中まで十分に加熱してください。アニサキスについて、厚生労働省は70℃以上、または60℃なら1分の加熱を示しています。
届いたときに半分溶けていたらどうすればいいですか?
写真を撮って、申し込んだサイトか自治体の問い合わせ窓口へ、早めに連絡してください。連絡できる期間や対応は、商品や自治体によって違うことがあります。
返礼品とは別に届く書類も忘れずに
サーモンとは別に、寄付金受領証明書やワンストップ特例の申請書が自治体から届くことがあります。ワンストップ特例の申請書は、翌年1月10日必着です。手順は「ワンストップ特例の正しいやり方。初めてでも迷わない3ステップ」、受領証明書が届かないときは「ふるさと納税の寄付金受領証明書が届かない・紛失した時の対処法」、保管のしかたは「ふるさと納税の領収書・明細、正しい管理方法」を見てください。
気に入ったら:鮭・海鮮を選ぶときの参考に
鮭・サーモンの返礼品は、【2026年版】ふるさと納税で人気の鮭・サーモン返礼品8選、レビュー件数で比較で、レビュー件数と評価をもとに整理しています(価格や内容は変わることがあるため、申し込む前に商品ページで確認してください)。ほかの海鮮は、【訳あり】コスパ最強の海鮮返礼品ランキング8選(2026年版)も参考になります。冷凍庫の空きが気になる方は、「ふるさと納税、返礼品で冷凍庫がパンクしないための対策」もご覧ください。
出典・参考にした公的情報
この記事で説明している制度・手続きの基本部分について、次の公的機関のページを2026年10月14日に確認しました。制度は改正されることがあるため、手続きの前に最新の記載をご確認ください。
- 厚生労働省「アニサキスによる食中毒を予防しましょう」
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含みます)で食べると食中毒になること、予防として-20℃で24時間以上の冷凍、または70℃以上(60℃なら1分)の加熱が示されていること、一般的な料理で使う食酢での処理・塩漬け・醤油やわさびではアニサキス幼虫は死滅しないことが書かれています(2026年10月15日に確認)。 - 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」
冷蔵庫は10℃以下・冷凍庫は-15℃以下がめやすで、詰めすぎない(めやすは7割程度)こと、冷凍食品の解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行い室温ではしないこと(水を使うときは気密性の容器に入れて流水)、解凍と冷凍を繰り返さないこと、加熱して調理する食品は中心部の温度が75℃で1分間以上がめやすであることなどが書かれています(1997年の発表資料をもとにしたページです)。 - 消費者庁「食品期限表示の設定のためのガイドライン」(令和7年3月・PDF)
期限表示は開封前の状態で定められた保存方法により保存した場合の期限であること、賞味期限は「おいしく食べることのできる期限」で期限を過ぎても必ずしもすぐに食べられなくなるわけではないこと、消費期限は「期限を過ぎたら食べないようにしてください」と表示する例などが示されています。
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